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	<title>red-ocean.org &#187; 都市・場所</title>
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	<description>都市・写真・本・雑記などをお届けするサイトです</description>
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		<title>アキハバラデパート大改造</title>
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		<pubDate>Fri, 29 Jan 2010 17:39:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>redtail</dc:creator>
				<category><![CDATA[都市・場所]]></category>

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		<description><![CDATA[久々に秋葉原に降り立ったのですが、アキハバラデパートの大改造が予想以上に進行していて驚きました。もとあったビルの外壁はすっかりはがされ、ご覧のように内部構造が丸見えになっていました。 むき出しにされた柱は、古く頼りない感 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0010.jpg" rel='lytebox[akihabara-department]'><img class="size-full wp-image-383 alignleft" title="PAP_0010" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0010.jpg" alt="" width="470" height="350" /></a>久々に秋葉原に降り立ったのですが、アキハバラデパートの大改造が予想以上に進行していて驚きました。もとあったビルの外壁はすっかりはがされ、ご覧のように内部構造が丸見えになっていました。</p>
<p style="clear: both;"><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0007.jpg" rel='lytebox[akihabara-department]'><img class="size-full wp-image-381 alignleft" title="PAP_0007" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0007.jpg" alt="" width="470" height="625" /></a>むき出しにされた柱は、古く頼りない感じですが…</p>
<p style="clear: both;"><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0006.jpg" rel='lytebox[akihabara-department]'><img class="size-medium wp-image-380 alignleft" title="PAP_0006" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0006-225x300.jpg" alt="" width="470" height="627" /></a>このように鉄板？により補強されると、頼れる感じに。鉄筋コンクリートの構造体を骨組みだけの状態にして、ここまでたんねんに補強していくとは！</p>
<p style="clear: both;"><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0008.jpg" rel='lytebox[akihabara-department]'><img class="size-full wp-image-382 alignleft" title="PAP_0008" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0008.jpg" alt="" width="470" height="352" /></a>汚い写真で恐縮ですが、なにやら丸窓のようなものも見受けられます。</p>
<p style="clear: both;"><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0011.jpg" rel='lytebox[akihabara-department]'><img class="size-full wp-image-384 alignleft" title="PAP_0011" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0011.jpg" alt="" width="470" height="625" /></a>こちらは、総武線高架下の構造体。以前からだいぶ老朽化が著しい感じでしたが、こちらも補修が行われる気配。劣化状態を表す、たくさんの印がつけられていました。</p>
<p style="clear: both;"><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0005.jpg" rel='lytebox[akihabara-department]'><img class="size-full wp-image-379 alignleft" title="PAP_0005" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0005.jpg" alt="" width="470" height="355" /></a>工事フェンスには、かつてのアキハバラデパートの写真が展示されています。</p>
<p style="clear: both;"><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0004.jpg" rel='lytebox[akihabara-department]'><img class="size-full wp-image-378 alignleft" title="PAP_0004" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0004.jpg" alt="" width="470" height="354" /></a>これが、昭和40年頃。<br />
昭和26年に立てられた建物なので、この時点ではまだ築20年弱。</p>
<p style="clear: both;"><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0003.jpg" rel='lytebox[akihabara-department]'><img class="size-full wp-image-377 alignleft" title="PAP_0003" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2010/01/PAP_0003.jpg" alt="" width="470" height="352" /></a>そしてこれが、平成19年。<br />
最初に載せた写真とは逆サイドですが、外壁をきれいにはがした様子が確認頂けると思います。</p>
<p style="clear: both;">屋上部が総武線のホームになっている関係上、思い切って建て替えられないからなのでしょうけれど、築60年あまり建っていても、補強次第で建物は十分蘇生させることができるのだなぁと、妙に感激しました。ところで完成した際の外装は、どこにでもある普通の新築ビルみたいになってしまうのでしょうか？</p>
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		<title>夢にでてきた湾岸</title>
		<link>http://red-ocean.org/re/2008/06/12/yume-wangan/</link>
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		<pubDate>Wed, 11 Jun 2008 16:21:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>redtail</dc:creator>
				<category><![CDATA[夢の日記]]></category>
		<category><![CDATA[都市・場所]]></category>

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		<description><![CDATA[だいぶ前の夢ででてきた湾岸の古ぼけた旧工業地帯を絵にしてみた。 夢からさめた直後、その光景を忘れないように、そのへんの紙に下書きをしてあったのだが、その紙の端には次のことが書かれていた。 ※※※ バスで湾岸の工業地帯まで [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/20080608231514.jpg" rel='lytebox[yume-wangan]'><img class="size-full wp-image-72 alignnone" title="20080608231514" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/20080608231514.jpg" alt="20080608231514" width="450" height="305" /></a>だいぶ前の夢ででてきた湾岸の古ぼけた旧工業地帯を絵にしてみた。</p>
<p>夢からさめた直後、その光景を忘れないように、そのへんの紙に下書きをしてあったのだが、その紙の端には次のことが書かれていた。<span id="more-71"></span></p>
<p>※※※</p>
<p>バスで湾岸の工業地帯まで行ったのだが、普段は決して混まないであろう、昔ながらの工業地区内の、せまくて一方通行の道が、渋滞していた（テロのせいだろうか）</p>
<p>このバスは、ここで終点ですか？と運転手にきくと、「これは循環系統だからね」……と言われたのであった。</p>
<p>※※※</p>
<p>これだけでは、何のことやら？という感じだが、何らかの理由で、この近辺でテロを警戒した検問か何かが行われていて、乗っていたバスが渋滞にはまってしまった、という夢だったように記憶している。</p>
<p>自分はバスに乗っているはずなのに、どうしてか俯瞰的な地点から、この小さな半島のような丸みを帯びた工業地区を見下ろした光景が記憶に残っている。（そういえば、夢のなかでは、なぜか急に、全体の光景が見渡せる瞬間があるような気がする。）</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>憧れの青い土手～センネン画報と多摩川～</title>
		<link>http://red-ocean.org/re/2008/06/08/1000nen-tamagawa/</link>
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		<pubDate>Sat, 07 Jun 2008 15:49:51 +0000</pubDate>
		<dc:creator>redtail</dc:creator>
				<category><![CDATA[都市・場所]]></category>
		<category><![CDATA[雑記]]></category>

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		<description><![CDATA[突然ですが、土手すきですか？　私はすきです。なんでかって、風が通り抜けて気持ちがいいし、広々していて景色はいいし、街のなかみたいに車に気ぃつけながらオソルオソル歩かないでいいし、雨が流れると水の下に沈んじゃうような危うい [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/2008-06-08.jpg" rel='lytebox[1000nen-tamagawa]'><img class="alignright size-full wp-image-78" title="2008-06-08" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/2008-06-08.jpg" alt="2008-06-08" width="99" height="144" /></a>突然ですが、土手すきですか？　私はすきです。なんでかって、風が通り抜けて気持ちがいいし、広々していて景色はいいし、街のなかみたいに車に気ぃつけながらオソルオソル歩かないでいいし、雨が流れると水の下に沈んじゃうような危うい場所なのに、しっかり植物が根付いていたりするし、おじさん犬の散歩してるし、おじさんウォーキングしてるし、おじさん、しげみの中で野菜育ててるし、おじさん小屋のなかで住んでたりしてるし、初々しいカップルがすわってるし、なんだかすっからかんとしているし、学校の屋上と同じような感じがするんですね。</p>
<p><span id="more-77"></span>で、夕方になってオレンジ色に川面が染まったりすれば、もう告白するっきゃないよね！的な感じで、今日も日本のどこかの土手、橙色の空のした、「すきです。つきあってください。」とかいってる、ミニスカートのかわゆい女子高生が何人かいるんだなぁと思うと、土手っていいなぁっと思うわけです（笑）。</p>
<p>ところでそんな土手に流れる、薄水色の空気を、これでもかというほどうまくとらえたマンガがあって、それが今日マチ子さんの「センネン画報」っていうやつなんですね。</p>
<p>何年か前に「未来創作」っていう詩の同人誌っぽい単行本（コンセプト的には同人誌っぽいんだけれども、ちゃんと取次で流通しているし、谷川俊太郎とかも参加していたから、一概に同人誌とはいえない）に載っているのを見て、お、これはいいなと思ったんですけれども、ネットで検索してみると、実はブログで毎日新しい絵をアップしてあって、ほとんど全部水色っぽい色調の絵なんですけれども、なんともいえない初々しいブルー感が漂っているのです。</p>
<p>ブログで載っていた絵を集めてまとめた『センネン画報』という本も太田出版から５月に出ていて、コストの関係からかせっかくの青い絵が途中からスミ１色刷りになっちゃっているのがちょっと寂しいんですけれども、とはいえ、土手の青々く空虚ですーっとした感じが好きな人にはたまらない、手元においておきたい一冊に仕上がっております。</p>
<p>＊</p>
<p>この本には、書き下ろし（と思われる）「海から36km」という長編のストーリーも入っていて、ここで描かれているのが、多摩川右岸、河口から36kmの付近なんですね。多摩川右岸、河口から36kmといえば、京王線聖蹟桜ヶ丘付近、京王線の多摩川橋梁と、府中四谷橋というまだまだ新しい幹線道路橋の中間あたり。前にとぼとぼ歩いたことがあるのですが、ほどよく人工的で、ほどよくほったらかしで、滞留するのにすこぶる気持ちが良い場所なんですね。よく土手にはゴルフ場とか野球場とかがあって、そういうのがあると川縁まで近寄りがたかったりするのですが、このあたりにはそういうのがある訳でなく、木々や植物が繁茂し鬱蒼として人の近寄るのをはばかるわけではなく、さりげなく広場っぽい感じで歩きやすく、人通りはそれなりにあるものの混雑を極めることもなく、ふりむけば聖蹟桜ヶ丘のショッピングモールが見えて、街近くの安心感もある、なかなかの好立地なんです。</p>
<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/20070310180335.jpg" rel='lytebox[1000nen-tamagawa]'><img class="alignnone size-full wp-image-79" title="20070310180335" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/20070310180335.jpg" alt="20070310180335" width="450" height="300" /></a></p>
<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/20070310180518.jpg" rel='lytebox[1000nen-tamagawa]'><img class="alignnone size-full wp-image-80" title="20070310180518" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/20070310180518.jpg" alt="20070310180518" width="450" height="300" /></a></p>
<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/20070310181416.jpg" rel='lytebox[1000nen-tamagawa]'><img class="alignnone size-full wp-image-81" title="20070310181416" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/20070310181416.jpg" alt="20070310181416" width="450" height="300" /></a></p>
<p>＊</p>
<p>ほかにもほかにも、素敵なロケーションがいくつか登場しちゃうところも見逃せません。百草団地を見渡せる丘の上とか、その手前の給水塔脇の通路とか、南武線の多摩川橋あたりの土手（たぶん）とか、多摩川沿いのブルースポットがさりげなく描かれているのに加えて、九段下ビルの階段とか屋上や、鶴見線海芝浦駅のホームなど、水色の似合う場所が、本当にさりげなく、描かれているんですね。</p>
<p>＊</p>
<p>憧れの青い土手で、制服姿の高校生の男女が、くっついたり、くっつかなかったりする感じ。甘酸っぱいというよりも、水色っぽい感じ。いいです。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>展望台寸評　～新潟・朱鷺メッセ～</title>
		<link>http://red-ocean.org/re/2008/03/21/tenboudai/</link>
		<comments>http://red-ocean.org/re/2008/03/21/tenboudai/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 21 Mar 2008 02:18:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>redtail</dc:creator>
				<category><![CDATA[都市・場所]]></category>

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		<description><![CDATA[先日、職場に行ったがほとんど何もやることがない空白日があった。そんなわけで、さっさと脱出して恵比寿から目黒あたりをぶらぶら歩いた。普通、歩くというとお店に立ち寄ったりしながらぶらぶらショッピングでも楽しむという意味になる [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2008/03/20080228171525.jpg" rel='lytebox[tenboudai]'><img class="alignright size-full wp-image-111" title="20080228171525" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2008/03/20080228171525.jpg" alt="20080228171525" width="338" height="450" /></a>先日、職場に行ったがほとんど何もやることがない空白日があった。そんなわけで、さっさと脱出して恵比寿から目黒あたりをぶらぶら歩いた。普通、歩くというとお店に立ち寄ったりしながらぶらぶらショッピングでも楽しむという意味になるけれど、私の場合ほんとうにぶらぶら歩くだけである。</p>
<p><span id="more-99"></span>恵比寿と目黒を結ぶ線路沿いに、大通りというほどは広くないが、そこそこに広い道があて、そこから脇道にそれると、急な下り坂がある。ビル５階分くらいの高低差があるので、坂の上から坂の下の方をながめると、道の先の空が広く開けていて、そこに大きな太陽が、今朝食べた目玉焼きの、ほとんどぐじゅぐじゅの黄味みたいに赤黄色く、まわりににじむように、しまりなく、ぼんやりとへばりついていた。</p>
<p>（今朝食べた目玉焼きは火加減にしっぱいした。半熟をめざしたのだが全熟で、箸で刺したとたんに黄味があふれ出してきた。しかも普通より黄味が赤身がかっていたので、それは黄味というより黄赤味だった。）</p>
<p>坂の途中には、見晴らしの良さそうな都営住宅が建っていて、壁に亀裂の入ったその建物のすぐ脇に、ちょっと広場があった。ガケみたいな斜面に、岬のように突き出たその広場には、砂場と滑り台だけがあって、滑り台の無骨な骨格が、ねばねばした赤黄味色の背景を直線的に黒く縁どっていた。</p>
<p>＊</p>
<p>街のなかの見晴らしの良い場所に住みたい。人工的につくられた高層住宅ではなく、傾斜地に建てられた低層住宅に。窓からたくさんの建物の屋根の輪郭と、道路か線路を見下ろすことができる部屋に。</p>
<p>見晴らしの良い部屋の価値を、面積や設備や築年数で説明することはできない。その価値は、空に向かってどれだけ開かれているかによって決まる。私が住みたいのは、空に向かって大きく開かれている白い部屋だ。</p>
<p>けれども、見晴らしの良い場所に住むチャンスはなかなか無いので、わたしたちは展望台に行ったりする。夕暮れの街が暗く暗く沈んでいくなかに、黄色や赤の灯りがふっと浮かび上がってくる、あの一瞬を見るのが好きだ。どこまでも続くかに見える建築物の輪郭がしだいに闇に飲み込まれ、逆に、家やビルの灯りが一斉に光りだす瞬間が。</p>
<p>＊</p>
<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki.jpg" rel='lytebox[tenboudai]'><img class="alignright size-full wp-image-100" title="toki" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki.jpg" alt="toki" width="480" height="321" /></a>ところで、展望台は暗いに限る。明るい展望台では、ガラスに室内の照明が反射して、夕景が十分に見えない。そういう意味で好感が持てる展望台といえば、浜松町の東京貿易センタービル、新潟の朱鷺メッセが思い出される。いずれも、可能な限り東西南北の全方向に窓を設け、夕方になると照明を落としてくれるからだ。</p>
<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki-a.jpg" rel='lytebox[tenboudai]'><img class="alignright size-full wp-image-101" title="toki-a" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki-a.jpg" alt="toki-a" width="480" height="321" /></a>そういえば朱鷺メッセには、天井が高い一角があって、高く積まれた格子状の窓から、空をたっぷりと見ることができて、とても気持ちがいい。天井の高さだけで言えば、六本木ヒルズの展望台の方が勝るかもしれないが、こちらはあまり居心地が良くない。六本木ヒルズから見た空は、朱鷺メッセから見た空よりも、低く感じられるのだ。新潟に比べて、東京の方が高層建築が多いから、そう見えるのかもしれない。でも、本当の理由はもっと別なところにあるような気がする。</p>
<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki-b.jpg" rel='lytebox[tenboudai]'><img class="alignright size-full wp-image-102" title="toki-b" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki-b.jpg" alt="toki-b" width="480" height="321" /></a>朱鷺メッセの窓は、空と一体になろうとするあまり、その輪郭を失おうとしている。この建物は空に対して、静かな隣人であろうとしている。だからこの展望台を訪れた私たちは、空のすぐ隣に立ちながら、静かに空を見ることができる。</p>
<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki-c1.jpg" rel='lytebox[tenboudai]'><img class="alignright size-full wp-image-105" title="toki-c1" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki-c1.jpg" alt="toki-c1" width="480" height="321" /></a>一方で、六本木ヒルズの窓は、空と室内を遮断するための頑丈な外構であろうとしている。この頑丈な窓は、空をも、都市建築の一部としてビルの中に取り込んでしまおうとしている。ここから見る空は、決して空ではない。それは、開発者の欲望によって作り出された擬似的景観なのである。六本木ヒルズの展望台に立ち寄ったとき、わたしたちは空に近づくのではなく、むしろ空から遠ざかってしまう。</p>
<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki-d1.jpg" rel='lytebox[tenboudai]'><img class="alignright size-full wp-image-106" title="toki-d1" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/toki-d1.jpg" alt="toki-d1" width="480" height="321" /></a>朱鷺メッセの展望台。照明が暗く、外がよく見える。</p>
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		<item>
		<title>喫茶店の系譜がわかる『琥珀色の記憶』</title>
		<link>http://red-ocean.org/re/2008/03/13/kohakuiro/</link>
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		<pubDate>Wed, 12 Mar 2008 17:03:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>redtail</dc:creator>
				<category><![CDATA[本]]></category>
		<category><![CDATA[都市・場所]]></category>

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		<description><![CDATA[今日は、『琥珀色の記憶』という本についてちょっと書いてみたいと思う。神保町の古本屋で投げ売りされていたのを偶然買ってみたという感じなので、正直あまり期待していなかったのだが、読んでみると、一挙に手放したくない本になってし [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/2008-03-13.jpg" rel='lytebox[kohakuiro]'><img class="alignright size-full wp-image-85" title="2008-03-13" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/2008-03-13.jpg" alt="2008-03-13" width="108" height="150" /></a>今日は、『琥珀色の記憶』という本についてちょっと書いてみたいと思う。神保町の古本屋で投げ売りされていたのを偶然買ってみたという感じなので、正直あまり期待していなかったのだが、読んでみると、一挙に手放したくない本になってしまった。<span id="more-84"></span></p>
<p>昭和30年代の新宿、喫茶店が最もはやった時期のエピソードが詰まった一冊。名前すら知らなかった『喫茶青蛾』、名前しか知らなかった『風月堂』を筆頭に、名曲喫茶、ジャズ喫茶、果ては歌声喫茶に民芸喫茶まで、当時の様子や店ごとの傾向、その後の変遷などが店の名前とともに細やかに記述されている。</p>
<p>今やとんかつ茶漬けの店として有名な、歌舞伎町の「すずや」が、元はといえば民芸喫茶で、今でも開店当時ままの松本民芸家具を使っている話とか、吉祥寺にある「武蔵野文庫」が、かつて早稲田にあった喫茶店「早稲田文庫」が移転したものであるという話とか、詳しい年老者に聞かないと知り得ないような情報が盛り込まれている点に好感が持てる。</p>
<p>特に興味深かったのは、「カフェ」と「喫茶店」という名称の使い分けの話だ。大正時代、東京にはすでに、コーヒーを中心に飲み物や軽食を出す店と、女給が洋食や洋酒を出す店があり、どちらもカフェと呼ばれていたという。ところが関東大震災の後ころから、前者を「喫茶店」、後者を「カフェ」と呼び分けるようになったというのだ。</p>
<p>「カフェ」というと、スターバックスの広がりと共に、ここ数年で定着した浮ついた呼び方…といったイメージを勝手に抱いていたが、実は「カフェ」という呼び方の方が、「喫茶店」という呼び方よりもよっぽど昔からあったのである（カフェという言葉が意味する店の形態は大きく変わったけれども）。この本のおかげで、これからは「カフェ」と呼ぶときのあのためらいをあまり感じずに済みそうだ。</p>
<p>そういえば、巻末についている昭和32年頃の「新宿駅周辺喫茶店地図」も、かなり嬉しい。</p>
]]></content:encoded>
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		</item>
		<item>
		<title>『３月のライオン』と『三月のライオン』</title>
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		<pubDate>Tue, 11 Mar 2008 03:10:19 +0000</pubDate>
		<dc:creator>redtail</dc:creator>
				<category><![CDATA[マンガ]]></category>
		<category><![CDATA[映画]]></category>
		<category><![CDATA[都市・場所]]></category>

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		<description><![CDATA[羽海野チカがヤングアニマルに連載している漫画、『３月のライオン』。 この一瞬意味不明ながら、魅力的なタイトルは、英語の諺に由来している。 &#8220;March comes in like a lion and goe [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2008/03/2008-03-11.jpg" rel='lytebox[lion]'><img class="alignright size-full wp-image-95" title="2008-03-11" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2008/03/2008-03-11.jpg" alt="2008-03-11" width="107" height="150" /></a>羽海野チカがヤングアニマルに連載している漫画、『３月のライオン』。</p>
<p>この一瞬意味不明ながら、魅力的なタイトルは、英語の諺に由来している。</p>
<p>&#8220;March comes in like a lion and goes out like a lamb.&#8221;――（意訳）３月はライオンのような嵐とともにやってきて子羊のように穏やかに去っていく。</p>
<p>西洋で生まれた言葉をそのまま日本の環境に当てはめて考えるのは間違いかもしれないが、なるほど日本の３月も、激しい強風とともに訪れ、春のような穏やかな陽気とともに去っていく。</p>
<p>＊</p>
<p>ところで、このフレーズを題名に使った作品が、もうひとつ存在している。矢崎仁司監督によって1992年に撮られた映画、『三月のライオン』である。</p>
<p><span id="more-92"></span>漫画『３月のライオン』と映画『三月のライオン』。</p>
<p>タイトルこそよく似ているが、両作品に直接的な関係はない。ストーリーも登場人物も、年代設定も、いずれも異なっている。</p>
<p>だが、２つの作品には、どこか似た感じのにおいが、漂っている。</p>
<p>＊</p>
<p>『３月のライオン』の桐山零と、『三月のライオン』のハルオ。</p>
<p>彼らはともに、鉄筋コンクリートのビルの、がらんとした部屋に住んでいる。部屋には家具も寝具もなく、まるで生活感が感じられない。彼らは、栄養のありそうな食事をほとんどとらないし、趣味はなく、娯楽に興じるわけでもない。零は過去の記憶を自ら亡くそうとしており、対するハルオは本当に記憶を喪失してしまっている。</p>
<p>ハルオと零。２人は互いに、都市の際みたいなぎりぎりの所で立ちつくしている。彼らの存在感は希薄で、ひとたび強い風が吹けば、都市の際から都市を囲む深い崖へと、落っこちていってしまいそうである。</p>
<p>両作品には、そんな“際”から見たときの都市の風景が、度々描かれているのだ。</p>
<p>＊</p>
<p>映画『三月のライオン』は、設定上、新宿から徒歩圏内のエリアを舞台にしているようだ。ハルオのすみかは、きっと東中野あたりにあって、ハルオと彼のたった一人の身寄りである妹は、新宿や中野付近の路地裏を、いつもいつもぶらぶらしている。妹が繁華街でパンツを履き替えるシーンがあるが、これは新宿の三越裏付近で撮られている。ときどき彼らは、駄菓子屋の老夫婦の家に遊びに行くが、その裏庭からは神田川が見えて、神田川の向こうには、新宿の高層ビルがそびえ立っている。ここはきっと、中野区の末広橋あたりだろう。</p>
<p>細かいロケ地を取り上げようとすれば、ほかにもいくつか判別できるところもある。ハルオの妹が橋の欄干に乗って、今にも落ちそうになりながら危なっかしく揺れ動くシーンは、北池袋の陸橋で撮られているみたいだし、ハルオが住んでいる線路上に建つ共同住宅は、きっと都営三田線の志村車庫上にある交通局住宅だろう。これらは映画自体の舞台設定とは無関係であるかもしれない。だが、いずれにしろ、この映画の多くのシーンが東京の西側で撮られており、その土地性が映画全体の雰囲気を良い意味で規定していると思う。</p>
<p>対する漫画『３月のライオン』は、隅田川の下流、佃島を舞台にしている。零の住むマンションの大きな窓からは、隅田川が見える。さらに、中央大橋や大川端リバーシティ、月島駅あたりの景色が、漫画中に度々登場する。零は高校生にしてプロの棋士で、千駄ヶ谷の将棋会館に通っているのだが、対局がある日だけは隅田川沿いに上流へとさかのぼって、両国あたりから総武線に乗るらしい。漫画は、映画とは逆のエリア、つまり東京の東側を舞台にして描かれている。</p>
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		<title>街files：初台・幡ヶ谷</title>
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		<pubDate>Wed, 15 Nov 2006 06:00:52 +0000</pubDate>
		<dc:creator>redtail</dc:creator>
				<category><![CDATA[都市・場所]]></category>

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		<description><![CDATA[FLASHコンテンツ（街FILES：初台・幡ヶ谷）。首都高速中央環状線工事中の、初台・幡ヶ谷付近の様子を写真とテキストでビジュアルにまとめたコンテンツです。]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p><a href="http://red-ocean.org/machi/hatsudai.html" target="_blank"><img class="alignright size-medium wp-image-171" title="00131" src="http://red-ocean.org/re/wp-content/uploads/2009/05/00131-300x201.jpg" alt="00131" width="300" height="201" /></a>FLASHコンテンツ<a href="http://red-ocean.org/machi/hatsudai.html" target="_blank">（街FILES：初台・幡ヶ谷）</a>。首都高速中央環状線工事中の、初台・幡ヶ谷付近の様子を写真とテキストでビジュアルにまとめたコンテンツです。</p>
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