続・内見
最初に見た2つの物件は、どちらもちょっと決定打にかける感じでした。そこで、今までよりも条件をさらにゆるくして、再度検索することにしました。
今回ゆるめた条件は、駅からの距離(徒歩時間)です。もともと「駅から徒歩15分圏内」を指定して検索をかけていたのですが、この条件をはずしてみました。すると、今まで見つからなかったいくつかの物件が出てきたのです。
3軒目は、超絶リフォームが施された旧公団分譲
今回内見したのは、多摩地区の旧公団分譲の賃貸物件。2LDKの一般的な間取りですが、室内が完全にリニューアルされていたのには驚きました。内装はすべて黒と白の2色を基調としたシャープな色彩に統一され、床はすべて、明るい色調の弾力フローリングです。LDKにはキラキラと輝く新品のシステムキッチン、トイレには新品のウォシュレット、そしてさらに、風呂場までが完全にリニューアルされています。押入なんていうやぼったい(笑)ものは取り払われ、シックな外観のクローゼットに交換されています。
さぞかし家賃の高い、都心の瀟洒なマンションを見にきちゃったのかなぁ…と一瞬錯覚してしまいましたが、内見を終えて玄関から出ると、ごく普通の階段室型団地でした。このギャップは、すごいです。
家賃はまぁまぁで、これはこれでアリかなぁという気もしてきます。でも冷静に考えると、団地なのに、どうしてここまで気合いを入れてリニューアルしちゃったんだろう? という疑問もわいてきます。
4軒目は、綺麗で広びろとした旧公団分譲
最後に内見したのは、これまた旧公団分譲の賃貸物件。もともと3LDKであった間取りが2LDKに改造されています。室内はリフォームされていますが、3軒目の室内ほど強烈な感じはなく、普通にクロスを張り替えて、天井を塗装して、床や畳を張り替えた…という程度です。
洋室とLDKはフローリングで、広い押入れのついた和室もあります。台所は一昔前のものですが、広々として清潔な感じです。玄関や作りつけの下駄箱、室内の柱や押入の扉、トイレのドアといった木製の部分は、建てられたときの姿を保っています。お風呂も浴槽と風呂釜こそ取り替えられていますが、床や壁のタイル地は、原型のままのようです。
そしてなによりうれしいのが、ベランダ前に広がる、芝生空間です。
広さの割に家賃も値頃で、私たちが求めていた希望の条件をほとんど満たしています。ただ一つ、駅からちょっと遠いという問題を除いては…。(つづく)

